中嶋親子

さて、アーセナルがマンUと引き分け30戦無敗というプレミア新記録を作り、ローマ対ボローニャ戦で中田英寿がアシストをきめ、なんとなんとボローニャがローマにアウェーで25年ぶりに勝って3連勝したセリエA、バルセロナは順延となったリーガなどサッカーも面白い週末でしたが、今回取りあげるのはモータースポーツ。
フォーミュラーニッポンが開幕。正直、今年はどうかなー、と思っていた中嶋悟監督率いるPIAA NAKAJIMAの小暮選手(予選3番手)が優勝、2位にも予選13番手からのロッテラーがはいって1,2位フィニッシュを飾った。
小暮選手のピット作業で、タイヤを右側だけ交換するという、非常に珍しい作戦がピタリとはまって、トップになるという完璧な「作戦勝ち」。ものすごい良いレースだった。小暮選手は2年目で初優勝。「今年は2年目で言い訳ができないので・・・まず表彰台・優勝を」とスタート前のインタビューで言っていたが、いきなりの有限実行。
 昨年は正直良いシーズンではなかっただけに、今年はインパルを初めとした他のチームにも大きなインパクトを与えたはず。楽しみである。そして、もう一つ。
中嶋さんの息子一貴君が全日本F3で、開幕戦(土曜)優勝(F3 デビュー戦でWIN)に続き、2戦目も圧倒的な走りで2連勝。
なんと、親子で同じに勝利を味わうという日になった。「息子のことばかり書かれて・・・」と言っていたらしいが、そのコメントはとても中嶋さんらしい。そこに「中嶋悟」という人間性が見え隠れしていると感じる。
一貴君はF3まで上がってくるまで順風満帆とはいかなかったが、着実に上がったからこそこういう結果がでていると思ってます。いつか彼がF1に行く時、中嶋さんはどんな顔で息子を見るんだろう・・・。
私にとっての「日本一速い男」は星野一義ではなく中嶋悟であり(事実F1に上がる前の日本F2では敵はいなかった)、一番”好きな”F1ドライバーは今でも「中嶋悟」である。


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