歴史は継承された 全英オープン

第134回全英オープンはタイガーウッズが優勝した。
2位のモンゴメリが9アンダーで、タイガーが14アンダー。
まさに圧倒的であった。
これで4大メジャーすべてを2回以上優勝するという
ダブルグランドスラムの達成である(通算10勝目)。
これは二クラウスが達成した年齢よりも2歳若いという事である。
2005年はマスターズ優勝、全米2位、全英優勝。
今年はタイガー復活の年でもあった。確かに「完璧に強いタイガー」
ではない、しかし、他の選手とは違う「強さ」が彼にはある。
まるで2年前からメジャーで勝てなかった為に、限界とまで言われた漢はここにはいない。それどころかそこでの経験が今の復活につながっているのではないかと思えるぐらいである。それぐらい落ち着いていたし、「スキ」もなかった。そして1日目午後スタートでいい状態でプレーが出来たことをはじめ(午前組は天候などの影響でスコアが伸びなかった)、彼がプレーする時だけ好転といった「運」も味方にした。
そして、二クラウスがメジャー引退した大会は100%タイガーが
優勝をした。世代交代の印象的なシーンでもある。
現在タイガーを脅かす選手のいない今、間違いなくこれを継承していくのは彼だろう。
歴史はこうしてまた紡がれて続いていく。


2 Comments

  1. 全英オープン・・・ウッズ優勝

    だんとつだった。2位のコリン・モンゴメリーに5打差で14アンダー、完璧な勝利でタイガーの凄さを改めて感じてしまった。 世界最古のメジャーといわれるスコットランドのセントアンドルーズ・オールドコース。 それは許されたものしかプレイできないといわれるほど過酷だ

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