仰木マジックは永遠に・・・

先ほど更新されたニュース・・・
仰木彬さんが亡くなった。
この人は「監督」という言葉がぴったりな人だった。
1988年の10・19と1989年の近鉄の敗北と勝利の2シーズンは
関西に居た私にとって忘れられないシーズンでもあった。
忘れたくても忘れられない雰囲気と衝撃が今でも思い出せる程である。
野茂をそのまま伸ばし、鈴木一朗を見出した人であり、
その場を沸かせる采配は本当にマジックと言ってもいいほど、ずば抜けた人だったと思う。恩師であった三原脩氏の三原マジックを継承した監督だった。
お客さんのことも良く考えていた。イチローをピッチャーとしたり、パンチ佐藤をイチローと対比させることによっての「見せ方」は仰木さんでなければ出来なかったと思う。
ああいう飄々とした感じの中に手が早かったり、熱いものがあった事は有名だ。そこに人間的な魅力もあった。だからこそ、イチローも野茂もいまだに何かあれば仰木氏のもとへと通っていた。そういう心を預けられる人でもあった。
野球界は大変貴重でかけがえのない人物をなくした。
この人は「プロフェッショナル」と呼べる数少ない一人だった。
残念でならない。ただただ、残念だ。ちょっとショックが大きい。
合掌。


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