気持ちの問題

WBC メキシコ対アメリカは2-1でメキシコが勝った。
2点以上メキシコがとって勝利すると失点率の差で日本が辛くも2位となり、準決勝に進むことになった。まさに地獄から天国を味わった事となったわけだ。
しかし。
アメリカはあれだけ自国に対して有利に判定してもらいながら、自滅しましたね。(今回の試合も日本戦のボブがまたやってくれました。こういう審判は追放して下さい)ちょっと正直意味分かりませんよ。メキシコも気持ちが入ってたと思うんです。アメリカを圧倒してましたしね。サッカーでもFIFAランキング上位にいますが、アメリカとは「ライバル」なんでしょう。予選ではアメリカに負けていたし雪辱を晴らしたという事になります。
さて、これで三度(みたび)韓国と日本が戦うのですが、昨日もそうだし、予選ラウンドでもそうですが、負けたのは中途半端でもなんでもありませんでした。ミスで自滅は確かにそうですが、本質的には少し違うと思います。また、実力的にも連敗してますが、差はないと思いますよ。
韓国にあって日本にないもの。それは「気持ち」。
日本人に一番欠けているものははっきり言って韓国よりも伝わってこないのです。日本人は心の奥底に「秘めたる闘志」というのが好きなんですが、いい加減に気づいてみてください。
観客のあの応援と一体感。国民性といってもいいかもしれませんが、とにかく日本にはやはり負けたくないのですよ。
それに対して、マスコミも「残念・悔しい・韓国は強かったですねー」とほぼ「受け入れてしまってる」んです。要は確かに結果はでてしまったんだけど、「受身」なんです。それに対して韓国は受身ではなく「攻撃」なんです。もし、逆の立場であれば、韓国国内は大騒ぎになっていたかもしれない。
そりゃ気持ちの入りようは違うと思いますよ。
「気持ち」が伝わる選手はICHIRO「だけ」です。普段はあそこまでオーバーアクションしないICHIROがなぜ、WBCに関してはこうなるのか?昨日の韓国戦を「自分の野球人生の中で最も屈辱的な日」と言い切れるのか。
多分、もう気づいていると思うんですよ。周りも。
いや、気づいてください。
彼がなぜ、ああいう態度なのか? 彼は「プロフェッショナル」であると同時に「日本人」なんです。日本を世界一にしたいんです。だから勝ちたいのは当然。それだけなんですよ。ちょっと意地悪な言い方をすればチームから信頼されずに出場「しなかった」松井秀とはレベルも違います。
もちろん誰も勝ちたいと思っている事でしょう。でも、ICHIRO程そう思っているんだろうか?と感じてしまいます。画面からは少し伝わってくる度合いが少ない。
日本の「似非」プロ選手さん達。あとは「結果」を残すのみです。実力的には差がないと思いますから。
WBCに関しては面白い野球が戻ってきつつあるのです。
こういう野球をすれば、ファンは自然と戻ってきますよ。
久し振りに野球の醍醐味を感じています。
でも、やはり所々に「あ、駄目だろうな」的な気持ちの見えない部分がまだ多いのも確かです。
あと少し。
壁を打ち破るいいチャンスなのではないでしょうか


Be the first to comment

Leave a Reply

Your email address will not be published.


*


CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください