WBC 決勝戦

世界一。いい響きだ。WBC決勝戦日本対キューバは10-6で日本が勝ち、初代王者に輝いた。
正直、韓国戦よりも冷静に試合を見ていた。
初回の4点とり、優位に試合を進めた日本、8回に1点差に追いすがられた時も、
不思議と勝つだろうと思っていた。キューバの投手の出来が今ひとつという事もあったし、
ミスも色々あったけど、日本のチームがまとまっていると感じていたからかもしれない。
ボブの誤審に始まり、韓国戦2連敗。
日本のチームがまとまるのにはいい「理由」があったと思う。
決勝戦もミスは多かったが、チームとしてまとまるというのはこういう事だと示していたと思う。
素晴らしい優勝ですよ。王監督はいい仕事しましたね。
そしてICHIROの存在。日本に不在だったリーダーという存在を大きく意識して、
プロというものをチームに植えつけてくれたと思う。今の現役選手の中でこの役は
彼にしか出来ない。結果的にオーダーで3番になったのも「ききました」ね。
1点差に追いすがられたのを引き離したのも彼の一振りでした。
再びキューバを破った松坂。MVPにも輝いた漢は、もういますぐ日本を飛び出した方がいい。
そんな小さな世界に留まる「暇」はもうないはずだ。どんな手をつかってもね。
観客もアメリカらしく、エンタテインメントの国だったし雰囲気もすばらしかった。
このシステムが不備だらけの大会を盛り上げたのも観客の力も大きいのではないだろうか?
野球の醍醐味を伝える一因になっていたはずだ。
あと日本球界からのお祝いとかいらない。見ててうざい。
これを見て、気持ちとは 何か、伝えるものをもっと考えるべきだ。
そんな暇あるなら、いろんなこと考えてほしいし、一層練習に励んで欲しい。
今は忘れ去られた感のある「野球は面白いんだ」、という事を思い出させるのは君たちの役目ですよ?
そう、日本の野球は本当の意味での「プロ」ではまだないのだから。
野球って面白い、
それを体現させていく必要を考えてもらいたい。
でないとファンは戻ってこないと思いますよ。
次は3年後。
その時は、本当の意味での「プロフェッショナル」を体現して欲しい。


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