F1 アメリカGP 決勝がたった今終った。
佐藤琢磨が3位に入った。ようやく、そしてはじめての表彰台に立つ。しかしなんだろう、凄く私は冷静に見ている。
とてもとても荒れたレースであるし、スタートのマイケルの明らかに前に行かせない寄せ(マイケルがこういう事をするのは、チャンピオン争いで僅差になったときぐらいである。多分今のメンバーでされる人間は何人もいまい)から、非常に混乱したなんともはや、な場面まで目まぐるしく変わったがようやく結果を出した。
ただ、なんだろう。今、感じているのはこれで終わりじゃないんだ、っていう気持ちの方が大きい気がしている。そして、結果はフェラーリの1,2の後、という図式は結局変わらないという事もあえて記載したい。
そこはまだ何も変わってない。これでは、まったくつまらないのである。
今、表彰台に立ってますね。すごく誇らしげだ。そしてモエ・エ・シャンドンを中央でマイケルとバリチェロからかけられてますね。
そして、インタビューも非常に嬉しげで、しかし冷静に話してます。
これで彼の中でも「結果」として残せた事で、また何かが変わるだろう。今年のこの流れは確実にステップアップしている事は明らかだし、こういうチームに「実力」でいることはとても重要である。
そしてまだ残り二つ、高い位置が残っている。それにむけて、もうすでに始まっている。琢磨が頂点に立てる路がようやく開けた証でもあるだろう。マイケル達も今後今日のスタートのように明らかな意識をもって琢磨の事を見つづけるだろう。
Satoru Nakajimaがレギュラードライバーとして始めて出場したのが1987年。ようやくチャンピオンになれる漢がでてきた事は何度もいうがとても嬉しい事である。
歴史はすでにはじまっている。
そして語り継がれる伝説の歯車は今ようやく廻り始めた。
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鈴木亜久里の3位表彰以来で14年振りらしいですね。
14年前の自分って何やっていたのか、ちと考えてしまった。
Posted by WW【ぎざぎざ】 at 2004年06月21日 04:26
14年前の私は中学生、
丁度F1を見始めたころで毎回テレビにかじりついていたような気がします。
亜久里の時も嬉しかったけど、今回の琢磨のほうがもっと嬉しいですね。
次は表彰台の真ん中に立てるよう頑張ってほしいです。
Posted by きるあ at 2004年06月21日 04:41
>ぎざぎざさん
14年ぶりというフレーズがあまり好きではなかったので(この流れで
いつか達成するだろうと思ったし、過去の文章でもちょっとふれてるので)
今回は外させて頂きました。
>きるあさん
はじめまして。あの時は亜久理の走りはほとんど紹介されずに、知らない間に
3位になってた感がありますから。仕方ないかもしれません。今回の琢磨は
伏線がずっとありましたし、予選が3位から決勝3位、ですもんね。
まだ席は二つ残ってますからね。運とタイミング、そしてチームの実力が合えば。
Posted by ライヴマスター at 2004年06月21日 04:47
喜びの中に次を見据えている冷静さもあって頼もしく感じました。
「ホッとしている」という気持ちもあったのかもしれません。
レース全体としては後味の悪いものとなってしまいましたが、
フィニッシュ後マシンから降りる琢磨を見ると、やはりこみ上げるものがありました。
もう「頂」も近いような気がします。(ここから上が難しいとは思うんですが)
Posted by DMA at 2004年06月21日 06:04