まもなく世紀のゴングです

オスカー・デ・ラ・ホーヤ対フロイド・メイウェザーのタイトルマッチがいよいよ本日、あと少しで始まります。
なんと言っても6階級制覇のデ・ラ・ホーヤ対無敗で4階級を制覇しこれに勝てば5階級制覇になるメイウェザー。
ボクシング史上に残るカードという前評判は当たり前で、
これは本当に歴史的なカードでしょう。
150億を越えるとも言われるカードでヘビー級すら越える
「世界」タイトルマッチになってます。
ちなみに勝っても負けてもデ・ラ・ホーヤには30億、メイウェザーには12億(だっけ?)のタイトル料が支払われる事になり、あとは収益(PPV)によって支払われるというなんともすごい事になってます。
デ・ラ・ホーヤは本当にヘビー級以外でここまでヒーローになった人はいない、というぐらいの選手で、圧倒的な人気を誇ります。バルセロナオリンピックで金を取り、ゴールデンボーイと呼ばれそのままチャンピオン街道を駆け上がりました。フェリックス・トリニダードに敗戦を喫し(まぁ事実上これが本当の意味での「強敵」と初めて戦ったという見方もできるとは思いますが)モズリーにも負け(モズリーには連敗、現在は4敗)当時、少しその勢いは翳ったようにも思えましたが、ちゃんと宣言どおり6階級を制覇しレジェンドになってます。
一方のメイウェザーはとにかく速い。スピードスターといってもいいぐらい連打と手数が尋常ではないです。かわいらしい顔とは裏腹にもう自分に正直に挑発します。優等生のデ・ラ・ホーヤとも全く対照的です。
計量の体をみてもメイウェザーかなりいい感じですね。また、デ・ラ・ホーヤもかなり頑張って体を作ってきたという印象が強いです。
メイウェザーが確かに若干有利なのかなとも思うのですが(デ・ラ・ホーヤは試合勘がどれだけあるのか?、メイウェザーのスピードがはたして一つ上の階級でどれだけ通じるのか?というのもありますが)
デ・ラ・ホーヤの伝説を見る、という意味でも彼を応援したいと思います。
しかしながらどちらが勝っても、この試合は「歴史」となります。
なんか、喧嘩ごし親子で馬鹿やってるどっかの チンピラとは「格」と「腕」が違います。いかに彼らがチャンピオンとしての器でない事が、リスペクトされないかが、この試合の中で見る人はわかるでしょう。(っていうか、この試合を見る人は元々そんな事200%わかってる人達ばかりでしょうけど。)
ボクシングの醍醐味はきっとここに満載されています。
まもなく、ゴングです。


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