hnnest君、いやヘンネ君。

去年の5月20日、お台場で始めて会ったよね。雨がしとしとと降っていた夕方だった。
私がChar好きでリーバイスが150年を記念してのスペシャルライヴ当ったんだよ。2人まで行けるって事で、近くで好きなのは・・・あ、そういえばこの前Charの話になってたよな、って思い出して、君に行かない?ってメールしたんだよね。そうそう、その数ヶ月前にDo Asのライヴもたまたまチケットもらったんで誘ったらその時は仕事で行けなかったんだよね。
私よく知らなくて、同世代もしくはちょっと上なのかな?って勝手に思ってて、「あれ。同じぐらいかと思ってましたよ。」って私が言ったのを「はは、そうでしたかー」って少し照れたような顔をしてたのが、今もよく覚えてる。
こういうライヴは久し振りだったって言ってた。演奏を観ている貴方の笑顔はまるで子供のように輝いていて、すごいいいなーって言ってた。ライヴ観終わって、Charもよかったけど、Charの息子のRIZEもすごいよかった。ちょっと聞いてみますよ、とか色々と感想も言ってましたね。その後CD本当に買ってたよね。
そういえば、色々私が紹介してるとつられて買っちゃったよーという事でパブロフ君とか言ってましたよね、私。失礼な話だ。あの時、お台場で場所も中途半端だったし、結構時間も遅かったし、私は仕事に戻ったので、ご飯食べずに途中で別れたんだよね、じゃあまた今度別の機会に飯でも行きましょうか、って私言ったんだよね。
でも、もうそれは叶わないんだね・・・・・・・・。
5日の夕方何気に某掲示板で君の死を知って愕然としたよ。
は?・・・・・え?・・・冗談きついよね・・・え、だって、この前もメールやりとりしたじゃん(私がお願い事をした)普通だったじゃん、え、意味わかんないよ。
正直、意味がわからなかった。いや、今ももしかしたらよく分かってないのかもしれない。でも、他の人の書き込み見て本当なのかな、ってようやく思えてきてます。
貴方の面白おかしい文章はあれはあれで本当だと思うよ。でもその裏側に、実はとても繊細でものすごく沢山の事を考えていたり、問題があったらどうやったら解決できるんだろうと心配していたりと、とても情に溢れる感受性の高い人でした。また、他人の気持にもちゃんと立てたし、物事を考えていたよね。仕事の事も大変そうで、でも君は優しいから、沢山の可能性とやり方も考えてた。そう、優しすぎたんだよ、本当に。
・・・たくさんの事が今、すごく思い出されてる。
だけど、本当にもういないんだよね。
とても情けない事ですが、これ書いてて涙が流れてます。涙が流れても、君が帰ってくる事なんてありえないのにね。
言葉にする事はとても陳腐な事だし、する必要性もないと思います。だけど、私がこの事を忘れないように、ずっと心に刻んでおく為に、そしてこの事をきちんと受け入れる為に、あえて言葉にしておきます。
 誰も読まなくてもいい。誰も何も答える必要もない。ただ、私だけがわかればいい。
たった一度しか会わなかったね。
でも、一度でもちゃんと会えてよかった。あの日の事は多分わすれないだろうね。そして、色んな所で色んな言葉を交わした事は忘れない。ここにも書いてくれてるよね。
年代とかとにかく色んな事は置いといても、貴方は間違いなく私のかけがえない友人の一人でした。
家もそんなに離れてなかったよね。
いつか落ち着いたら、沢山の音楽と花を君の元へと届けるよ。
ありがとう。
そして・・・ゆっくりやすんで下さい。ありがとう。


1 Comment

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    この記事へのコメント
    Lどん、Lどん、、
    読んでて、また涙出ました。
    本当に彼と付き合ってた人の言葉ですね。
    あまりにも突然すぎる人の死が、どういうものか、今度の事でよく分かった。
    これは、私もかなりこたえた。
    以前は、正直、あんなヤツ居なくなってもどーってことないや、くらいの気持ちだったのに、、いつの間にか、私の中に彼が住みついてたんだな。。
     >だけど、本当にもういないんだよね。
    現実は、まさに、その一言です。
    どーしよーもなくね。はぁー
    Posted by Siva at 2004年05月06日 15:42
    読んでしまいました*
    悲しみ悔しさ空虚さ・・・未だ薄れる事無く*
    Lくん君は彼に会っていたんだね*
    それだけに私よりもっと辛かったと思う*
    ごめんよ・・・君には先に知らすべきだったよ*
    相談すべきだったよ・・・Sにもしてなかったし・・・
    あの時きっと「俺が一番悲しい」って考えがどこかにあったのかもしれない
    だからあんたらの事考えもしなかったのかもしれない*
    許してください*
    でも、Sに云われた「前向きに歩こう」って
    hもそんなところあったが*
    Sって奴の優しさとどこか違ってるようで似てる様で・・・
    あれ読んで一生懸命元気心くれてるって思ったら
    涙が溢れて止まらなくなった*
    あれから葬儀にいけなかったので線香を送ろうと思い
    hの携帯に連絡を入れてみたら“お母さん”がでられました*
    とても確りされたご年配のマダムでした*
    前から思っていた事ですが
    彼の育ちの良さを改めてお母さんとの会話で再確認し
    思っていた通り本当に大切に育てられたのだろうと思いました*
    今は彼が与えてくれた私への誠意を無駄にしたい為にも
    思い出を胸に収め確り生きて生きたいと思っています*
    取り留めのない書き込み
    失礼いたしました*
    Posted by 某私設サイト大馬鹿管理人 at 2004年05月09日 21:13

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