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いつも笑っていられるように 植村花菜 松岡モトキ 弥吉淳二 キングレコード 2006-01-04 |
2005年5月にデビューした女性アーティストであるが、地元大阪でストリート・インストアなどで好評を得ていた1STアルバム。
全体を通して聴いてみれば、身近に感じられる部分と少しお化粧を施したようなアルバムだと感じられる。その感覚がちょっと面白い。
ただ、基本的にALBUM VERSIONの2曲は少し違和感を感じる。melodyはまだいにしても、キセキのアレンジされたオケとヴォーカルの一体感がまるでない。ヴォーカルトラックに後からオケを乗せました的なのはいかがなものか。この辺は制作スタッフも一向すべき点だと感じる。
また、曲のテンポが似通っているせいか、とても暖かく感じられる反面、少し物足りなさも感じてしまう。
これはライヴなどを見た上で書いているが、もっと色々な魅力をもったアーティストなのだから、そこを出してもいいのではないだろうか?たとえば、ボーナストラック以外で弾き語りを入れる等、1stアルバム
ならではの紹介や遊びが欲しかったようにも思える。まぁ、これは、逆に思い入れがあるからこその部分で、全体的に言えば、次回に期待というか、次に彼女がどうしたいのかというベクトルが試される部分であるとも思う。
この1STを聴いて2NDまでのリリース期間をあまり空けない方がいいかな、と感じる。キングにはもう少しがんばってもらいたい。
ボーナストラックの「はらぺこブギウギ」は素の彼女がとても身近でライヴを行っている感が味わえる。これだけを聴いてもとても魅力的だ。
とつらつら書いてはみたものの、ずっと聴いてるアルバムでもあるのです、はい(結論はそれか)。
2月のFABと3月のDUO。間違いなく行くでしょう(FAB抽選で当たる気満々、当たらなかったらそれはそれで考えよう)。
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