チェーザレ・ピッコ@アップルストア

グレゴリー・コルベールのあと、誘われて
銀座アップルストアにてピアニストチェーザレ・ピッコ氏のライヴに。
3Fのイベントスペースに来たのは久しぶりだった。
イタリアで人気があり、J-WAVEの番組から日本でも人気がでたという彼。
一言で言うとユニークで型にはまらない音楽でした。
普通に考えれば「そこ」にいくはずのない音が存在する。
それは彼の個性そのもの。
既成の枠に囚われない音楽はまさにイタリア的に自由で優雅で広大だ。
ジャズピアニストというカテゴライズは少し外した方がいいな、というアーティストです。
ピアノの枠や弦そのものを弾きながら、楽しんで音楽を奏でる。打ち込みの音や自然の音が含まれたバックトラックとともに、
自然に彼自身に笑みがこぼれる。
自然に自分も立って弾く。
ぶっちゃけ、ミスタッチなんか
お構いなし。っていうかそんなもんは関係ないのだ。
楽しい。
そう、それが音楽なのだ、という事を再認識させてくれる。
アモーレ カンターレ マンジャーレ 
イタリア特有を表す言葉。まさにこれだった。
ただ、カメラマン、あれはなんだ?気持ちはわかる。
しかし、シャッターを押してはいけない瞬間もある。
音楽を聴け。呼吸を読め。
そんな事でいい写真が取れるなんて思うのは、自己満足に過ぎない事を知ったほうがいい。
撮った人は凄い人かもしれないけれど、これは貴方とチェーザレの「サシ」のセッションではない。
お客さんがいるイベントライヴだという大前提を忘れてはいけない。
勘違い甚だしくプロとしてはありえない仕事だという事を記しておく。
それだけが唯一残念な事だった。
その後は、そういや朝からなんもたべてなかったので、近くのお店にて
一緒に聞きに行った方々と食事に。
イタリアワインとか飲みながら音楽や料理の話。
アモーレ カンターレ マンジャーレ 
を地でいくような一時。 
グラーツィエ!
またぜひ♪


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