リッツにがっかり。

今日「も」なのか、リッツカールトン東京に行ってきた。
始めは1Fのカフェで30分ほど打ち合わせをしてから、一人で45Fのロビーラウンジへ。
ここで仕事をするとものすごくはかどるし、違う目的もある。
が、今日は正直がっかりした。
それは「サービス」。
テーブルが満員という事だったので、Barカウンターに。あぁ、こっちの方が音が良く響くな、とも思っていた。あ、いいのかもね、って思っていた。
しかし。
従業員が気がつかない。
隣にいた会社社長と、うわべだけの血の通ってない話が聞こえる。自慢げに話す社長さんと感情のこもっていないバーテンダー。(ちなみに私も大阪の時何回も行ってるっての!(あ、宿泊じゃないよ)そんな事自慢する事自体恥ずかしいと気づかない・・・)あぁ、一番悪いパターンなのに気づいていない。聞こえてないとか思っているんだろうか・・・。
で、知らない間に私のポットが下がっている。早く帰れと、言わんばかりに。
なんだ、これ?ありえない。
本当にリッツ・カールトンですか??????
ちなみにテーブル席に座った2回とも、ものすごく素晴らしいサービスだった。ここはKさん、としておこう。カップにコーヒーがなければ注いでくれる。ポットに入ってなければおかわりはいかがですか?ときいてくれる。ものすごく気配りのできる、さすがリッツといわせるだけのサービスだったと思う。
いや、別にさ、注いでくれるのが当然とは言わないし、おかわりも別にいらないよ(そりゃ、嬉しいんだけど)。
下げるなら下げるという一言の気配りがなぜできない?
ものすごく集中して文章とか書いてたけど、声はかけられるじゃない?
あのね、私がなんで行くのはそういうところでさすがリッツって感じたいんです。
確か、リッツってさ、自分の家の応接間で過ごしているようにお客さんにすごしてもらう、っていうコンセプトがあったと思うんですね。
ぶっちゃけ、コーヒーは1600円でサービス料10%だから1760円するんですよ。小市民な私からしても普通に考えたら高い。それだけのものを取る、こういう場所でサービスをする、っていうのはさ、別にコーヒーを飲みにいってるんじゃなくて、リッツの「気配り」、本当の意味でのサービスを感じるからのこそ、その値段なんです。
リッツカールトンの雰囲気とか心配りが好きで感じたいから行くんです。仕事もはかどるし。それだけのサービスをちゃんとやってると思っているから。
ちなみにKさんのときはコーヒーなんて全然高いとは思わなかったよ。頭空っぽにできるし、逆に論理的に構築できたし、書かないといけない文章もロジックも展開もまとまった。また、来よう、って思わせてくれた。一声かけてくれる事、笑顔でいられる事。
これがリッツのリッツたるゆえんではないですか?
今日のここに、「リッツ・カールトン・ミスティーク」はなかったです。
もうミスティークではなくて、ミステイクですよ。
えー、今日のバーカウンターにいた人たち、全員「クレド」をもう一度読んでください。サービスって何かもう一度考えて下さい。
こんなサービスを提供しているのか、と思うと本当にがっかりでした。
正直、三流ホテル以下で、ぬるい空間にいるようでした。
こんなのが続けば、もう行きません。目的は別にあるし、仕事もはかどりますが、そんな想いをするのであれば丸の内フォーシーズンズでも、今度オープンするペニンシュラでもいいです。そっちに変えます。
ま、私は宿泊もしないので、たいしたお客さんではありません。が、そんな事あなた達の教育の中にクレドのどこにもないのではないですか?
リッツ・カールトンはお客さんをどう考えていますか? ちゃんと聴いてみたい。
紳士・淑女を相手にするのであれば、あなた方自身が紳士・淑女にならないといけないのではなかったのではないでしょうか?
リッツ嫌いではないし、基本的な事しっかりしてるので、若干そういう事私詳しいですよ(笑
そう思うと本当にがっかりです。
サービスって何だろうね。
考えさせられた夕方でした。


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