せかいはひとつだ
でも
せかいはひとつじゃない
いまみえるもの ミエナイもの だけじゃないよ
それぞれに存在するせかいを みんな持っている
それは私が知らない君 君がしらない私
すべてがみえるヒトなんてけしていない
人が人と出会うのはそれぞれがそれぞれの
世界を繋ぎあわせる 糸のようなものだ
その糸は本質的に元々繋がっているものなんだ
それが見えたり 見えなくなったり 切ったり 繋いだり 紡いだり
人は忙しい生き物だね
でもね
それぞれが 時と刻に導かれるように
浮き上がったり沈んだりして
繋がっていることを私達に感じさせてくれる
そこに偶然なんて 存在しないんだよ
であいはふしぎなものだとヒトはいう
でも 元々繋がっていたものだから 実は 必然なんだ
それを心の奥に認（したた）めてほしい
君が必要とした時に 浮き上がってくるのは
君がそれを強く 強く 願ったからなんだ
ちゃんと 繋がっているんだよ
繋がっているんだ
私はいつもそのことを想っている 感じている
そして それはありがたいことに 感じていられる
だから 私は人と出会っているんだ 大事と思えるんだ
戸惑うことも多いよ でも
自分自身を感じていられるものだとしたら
何かを人に刻みこんでいられたら
他のせかいに何かを及ぼせているんだとしたら
そんな幸せなこと ないよね
そんなツマラナイ事を私はいつも考えながら想っている
この小さな自分の世界のナカで 常に何かを探しながら 生きている
おかしいよね 笑っちゃうよね
でも それがきっと 私のセカイ
自分にとって後悔なく
素晴らしいせかいで 人生であるように
私は見えない光を見つけようと もがいている
世界はひとつじゃないと 信じているから
せかいと繋がっている事を 感じているから
君の事はまだよくわからない でも感じていられる
だからこそいいたい
せかいはひとつだ
でもひとつだけじゃない
自分を せかいを ことばを オトを
どうぞ思うままに紡いでほしい
君だけにしかできない 想いを
それが世界とせかいを繋ぐ
糸を黙示できる唯一の方法なのだとしたら
絶対にそれを裏切って ほしくはない
裏切る必要は 何も ないよ
それが「生」だというのなら
そらさず 寄りかからず
ただ自然に感じていればいい
せかいは
あなたの内側にも在るんだから
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