BRUTUS 「言葉の力」

10月1日発売のブルータスは「言葉の力」特集。
ものすごく言葉が多いので、かなり読みごたえあります。
それから、付録として中にある「心の詩」が非常に面白い。
たくさんの視点で色々な人が詩や言葉を引用したりしてとても面白いです。
この人がこんな言葉を、詩をなんて考えると非常に有意義な時間をすごせます。
日本人はあんまり「詩」を読むっていう習慣ないですよね。
私もそんなに読みませんが、ちょっともったいないと思うんですよ。
単なる国語の授業から離れて、もっと読書とか文章に触れる機会は自分から是非作ってほしいです。そして、感じてほしい。
詩や言葉の行間や間なんかを考えてほしかったりするし、
そこにはちゃんとした世界観や宇宙が存在しています。
私の拙い文章も何気に考えてあったり(苦笑)
多分、一番わかりやすい部分でいうと音楽の歌詞だったりもするんですけど、
歌詞=詩になっている人はそんなにいません。
そんな中で例えば、フィッシュマンズの故・佐藤伸治氏の詩集は音楽をも超えて、
今でも詩集として売れてます。一部にはそういうムーブメントもあったりするのも嬉しい限りです。
そういう意味で、ブルータスがこういう企画をやってくれる、というのは
とてもありがたいし、意義があると思ってます。こういうのは本当にいいです。どんどん色々な場所で企画してほしいですね。
音楽には力があります。
そして、言葉にももちろん力があります。
それは特別な人の言葉だけではありません。
ちゃんと伝えたい、という「想い」をこめたものはやはり人は感じると思うのです。
(音楽も同じ)
どんな風に作用するかはわかりません。でもね、こんなブログ(日記:独り言)の拙い文章でも
何かを感じてくれている人が存在する、という事はその言葉自身が(どんな小さいものであれ)
力をもっているんだ、って事を色々な方法で私自身に感じ、考えさせてくれてます。
それってすごくありがたい事です。
だからこそ、みんながみんな様々な視点で表現すればいいんです。
そして、驕りではなく、伝えたいという気持ちを出してほしい。
一人一人がたくさんの意味で「クリエイター」なのだから。
ださないと、もったいないよ。


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