12/1 蝉時雨@渋谷LUSH

12/1 蝉時雨@渋谷LUSH
蝉時雨、どうやら3年ぶりのワンマンとの事。ってことはあのとき以来か、ん?
メジャーデビューしてから初めてってことか?など色々想いつつ、ふっとある事を思い出して渋谷LUSHに。
急に行ったのでチケット買って入りました。で、スタッフさんと会ったのですが、え?どうやって入ったの?って聞かれたから、いや、普通に買って・・・、っていったら電話しろよ!って超怒られた(笑
いやぁ、チケット買って入って怒られたの初めてです(苦笑 
いや、ありがたいんですよ、ほんとに。 
ま、そんな事はありつつ、彼らのライヴは私のメモによると2006年4月4日の高円寺クラブライナー以来だそうです。という事で1年半ぶり。メジャーデビューもしたし、どうなったのかな、と思ってきたのですが・・・
お客さん女の子多い!!!
いや、それに一番びっくりしました。あれ?いつのまに???みたいなね。しかも、結構はいってましたね。それはある意味、彼らが音源出して頑張ってきた成果なんだな、って思います。
演奏もね、確かに上手くなっていたのだけど、やっぱりね。全体的にみるなら、ウサギと亀なら、亀の方。マイペースですね、良い意味でも悪い意味でも。
蝉時雨らしいよ、ほんとに。でも、焦る所は焦ってほしいんだけど、とか苦笑しながら
見てました。
でも、お客さんがね、すごく楽しそうに聞いていたし、メンバーもすごく気合はいってたしね。
色々な苦笑企画もなんか笑って許せるし、新曲のタイトル「トカゲ男とその恋人」ってさ・・・
全体的な話をすると背伸びせず、自分達のできることをちゃんと伝えていきたい、
そんな真摯な想いがお客さんに伝わったそんなライヴだったと思います。
それはそのまま、今の蝉時雨を現しているんじゃないのかな、って。
すごく大事な事だと感じます。良いライヴだったと想います。
でも、一つだけ。
もっと「毒」や「棘」があってもいいとおもうんだ。あと、隙、みたいなさ。
言い換えれば、「若さ」なのかもしれません。いやみのないものはとても心地がいい。
でも、それはともすれば、流れていってしまう事が多い。引っ掛けるもの。
もしかしたら、今の蝉時雨にエッセンスとして必要なものはそういうものではないだろうか、とも想います。それがあれば、もっともっと広がっていくんじゃないだろうか。
余計なお世話かもしれないけどね。
でも、スタンダードになるような曲は作れるのだから、そういう側面があっても良いとおもうんですよね。
アルバム「ナミダノイチ」はね、すごく彼ららしいとても良いアルバムです。ずっと永く聞いていられるようなアルバムです。それこそスタンダードなアルバムのような、ね。
もし、まだ聞いた事が無い人がいたら、是非聞いてみてください。
お勧めします。
これからもちゃんと応援したいと思ってます。

ナミダノイチ ナミダノイチ
蝉時雨 根岸孝旨 中根大輔

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