電気グルーヴ「J-POP」

とてもシンプルな音だが、心地よいビートが刻まれ
声も歌詞も「音」の一つとしてエフェクティヴで
何度もリピートできる そしてそれは中毒と化す
無駄のない音 
意味のない歌詞
J-POPというタイトルなのに 明らかに外人のようなジャケット写真
それは
大真面目にくだらない事をやる
くだらない事を大真面目にやる
でも、それがいい
是 電気 ノ 真髄 也
タイトルの「J-POP」(余談だが、J-POPとかいうジャンルの呼び名は大嫌いだ(笑)陳腐すぎる)
というのは「JAPANESE POPS」だけではなく、
「JAPANESE POPULARITY」という意味もあるかもね。
大衆に大量消費されていく事で人気を得る、というのもPOPSの宿命の一つの
側面であると思う。そして往々にして残るものもある(が、反面消えるものも多い)
このアルバムはある意味そういう「もの」を持っている。
これは間違いなく力を抜きながら大真面目にクリエイトしてある最高の”電気”であり、
「ポピュラリティ」そのものを感じるアルバムである。
8年ぶりのニューアルバム。聴いたほうがいい。

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電気グルーヴ

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