今、家の棚を整理してたら、聞きたくなった一枚。
(家にあるのはBVCG-643の日本盤)
このアルバムは1980年のアルバム「Gaucho」以来15年ぶりにリリースされたスティーリー・ダン
久々の新譜としてリリースされたライヴ・アルバム。
93年、94年の二つのツアーからアメリカの演奏を収録している(タイトルももじってるわけです)。
元々、完璧集団というか、スタジオで完璧に仕上げる(ゆえに隙がない)アーティストとしての評価が
高かったわけですが、それゆえに再現性という意味ではなかなか厳しいと思うのが普通。
しかし、こうしてライヴ盤としてリリースされるのを聞くとライヴもすごいわけです。
やばいぐらい演奏も上手いし、いい意味の緊張感も音に出てる。
スタジオにはスタジオの、ライヴにはライヴのよさがあります。
そのどちらも併せ持つようなまさに素晴らしい「パッケージング」の妙。
スティーリー・ダンの一つの真骨頂と真髄がこのアルバムには詰まってます。
ミュージシャンは是非、聴いておいたほうがいいライヴ盤の一つかもしれません。
このリリースから5年後。
20年の時を越えて、スティーリー・ダンはオリジナルアルバムにしてグラミー主要部門の一つである
「Album Of The Year」まで獲得してしまう(笑)「Two Against Nature 」へと繋がっていく。
時代を超えて残るような音楽を演奏する代表的なアーティストです。
聴いたことの無い人は是非、聞いてみて下さい。
ちなみに、今公式みてみたら、6月からアメリカでツアーをやるらしい。
まだまだ終わらない。
願わくば、2003年以来のオリジナルを聴きたいなぁ、というのも本音なんですけどね(笑
Alive in America Steely Dan Giant 2003-02-24 |
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