今、ベストセラー爆走中の書籍といえば、IQ84ですね。
私、天邪鬼なので、こういう時に読みたくないので、そのうち読もうと想ってますが(関連本まででているのはちょっと異常ですが)、 現在書店に並べば即完してる漫画雑誌があるの、ご存知ですか?
それは角川書店から毎月4日頃発売されている月刊少年エース増刊の「ヤングエース」。
配布されたプレビューマガジンを経て、先月から創刊されたのですが、
前号・今号とも書店に並べばすぐになくなりました。(手に入れるの大変でした(笑
オークションなどでも、すぐに定価以上で取引されているようです。
すぐになくなるのは間違いなく付録のせいでしょう。
前号はヱヴァンゲリヲン 新劇場版・破 のマリのフィギュア、
今号は アスカのフィギュアが付録でした(次号は貞本氏のコミックチャージの際に付録になった貞本2009。
そういえば、この雑誌は事実上コミックチャージの後継雑誌です)。
看板連載は少年エースからヤングエースに移った、貞本義行氏の「新世紀エヴァンゲリオン」。
こちらももう終局に向かって物語は進んでいます。
これで680円という安さもあり、コスト的に考えても大量に印刷できないのでしょう。
現在のエヴァ人気(漫画の続きが読みたい人はここでしか読めないわけですし)と
付録の希少価値も含んでいるので、書店に並べばすぐに無くなってしまいます。
他の連載は今映画化されている「サマーウォーズ」や「多重人格探偵サイコ」(これももう長いですね、随分前からある気がします。小説等にもなってますね)なども載ってます。他にもいろいろあるのですが(エヴァ系・ハルヒ系)これからじゃないですかね。
今は休刊なども多く不況と言われてますが、休刊→(後継としての)新創刊で持ち直す雑誌もあるようですし、決して暗いだけではないと思います。その分、企画する編集者は大変なのでしょうが・・・。
ヤングエースも現時点では少年エースの増刊扱いですし、付録を無くした時にどうなるのか、は全然わかりません。連載陣もこれからでしょう。もしかしたらあまりに無くなるのが早すぎて、宣伝やニュースも限定されているような気がします(CMも特定のアニメ番組とかでしか見なかったりするし)。 買えない人も多いようですしね。
でも、なんか最近、こういう即完売(しかも本当にすぐなくなるので並んでいる事も知らない人もいます)したり、書籍で盛り上がって、雑誌や書籍を買っていく人が多くなっている状況はなんだかいいと想ってます。
本離れという言葉が全く当てはまらない私にとっては、出版業界が盛り上がって色々な雑誌・書籍が出版されるのは嬉しい限りです。
まぁ、一番いいのは質(内容)が整うのが理想的なのですが。
今のヤングエースは流通という意味でもちょっとバランスが悪い感は否めません。
でも、今後の動向を楽しみにはしてます。
もし、本屋さんで並んでいるのを見かけたら、ラッキーですよ。
売り切れてますが、こんな雑誌 ↓
ヤングエース Vol.2 2009年 09月号 [雑誌]
角川書店 2009-08-04 |
Leave a Reply