The Big Issue

The Big Issueという雑誌を知ってますか?
昨日たまたま話していた人が知らなかったので、あえて紹介しておきます。
これは大阪(関西)中心に東京でも銀座や上野、渋谷などの路上で販売されている雑誌です。
販売しているのはホームレス、または特定の住所を持たない人たちです。
なぜ、書店ではなく路上で販売されているのか、とはつまりそういうことです。
販売員になった人は無料で2000円分(10冊分)もらえます。それを路上で販売します。
それがなくなれば90円で仕入れる事ができます。
つまり、1冊あたり110円が彼らの利益になるというわけです。
この仕組みは元々イギリスで始まりました。発売されているのはいわば日本版です。
私はちょうど銀座で2号ぐらいを売っていて、創刊号と共に、新しい雑誌なんだ~、という
事で購入しました。上記のような事は何も知らずに。それを読んで考え方がすばらしいと思いました。
助けるという意味が違うからです。チャリティーではなく仕事としてやってもらう。自分達の活力として自立として。チャリティーでは意欲が出ないからです(チャリティーを否定しているわけではありません。
中には働きたいと考えても体の動かない人だっているわけですから。)
それが現在21号まで続いています。月刊だったものが、今は隔週刊(月2回)となり部数も増えているようです。
ちなみに私は彼らを助けるために買うわけではありません。
たとえば、George Michaelが表紙でインタビューなどスターが話している記事、販売員さんの声や様々な社会の話など、書店で買う雑誌とは一風違い良いと思うから、買うのです。
単なるギブアンドテイクの関係です。でも、それが確かに彼らの仕事の活力になるとどこかで思ったりもしています。
変な話ですが、私だっていつ路上に出る事になるかもしれません(というか、そういう事たまに考えたりもします)現在の誰もがそうなる可能性を持ってるわけです。もし、そうなった時、絶望ではなく、前向きに生きる「力」をもちたい、というのは今の私が言えば、たんなる「詭弁」でしかありませんが・・・。
もし、機会があれば、買ってみてください。
販売している人に一言でもいいから声をかけてみて下さい。
そして、雑誌を読んでみてください。


2 Comments

  1. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    おぉちゃんと更新してるんだ…
    こんな雑誌があったとは、私も知りませんでした。
    今度見掛けたら買ってみましょう。
    私は、募金とかは殆んどしませんけどね。
    街頭募金でたまにするけど。
    そう、あくまでギブ&テイクじゃないと結局相手の為にもならないですから。

  2. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    ちゃんとは更新してないんですよ。
    今、複数更新準備中です(笑
    また、ふらっと見るとどーんと更新してるかも(苦笑
    相手に対して施しを、なんていうのは傲慢だしやなんですよね。
    なかなか雑誌としては薄いけど、興味ある記事は結構ありますよ。

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