音楽の極み。カルロス・アギーレ&キケ・シルシ@サラヴァ東京

新宿で明日打合せする企画書書きながらツイッターをみてた。
「今日のサラヴァ東京、カルロス・アギーレとキケ・シルシが現れた。
しかもピアノとギターがセットしてある。」みたいな感じ。
え、え、何それ。
確かに来日中で、昨日聴けなかったがドミューンにでてたのは知っている。
ツアーをやるのも知っている。そして、そんな中で、ここまで書いてあれば、
シークレットライヴするんだと確信できる。イベントもそれにちなんでる。
急いで向かうしかないよね。
ドアを開けると、期待通りに2人が演奏をしている。
素敵!程よい照明がまた雰囲気を醸し出している。
始まってすぐだったみたいなので、ほぼ全部聴けた。
30分ぐらいではあったが、なんという美しさ。素晴らしさなのだろう。
心の奥に染み渡るアギーレとキケの音。
ステージはシンプルで無駄なものが一切ない。それなのに彼ら2人の奏でる
音に纏われているこの温かみ。穏やかな空気。
惹き込まれるだけではなく、心をグッと掴まれて、柔らかく包んでくれる。
極上の空間。
まさに音楽の「極」である。
しかも、これを「見守る」観客はわずか20名。あまりにも贅沢すぎた。
なんと幸せな事だろうね。
最後に演奏してくれた「Hiroshi」は本当に日本への想いやファンとの絆を
音に紡いでくれているわけでね。何ていうか本当に胸が熱くなりました。
ライヴ終了後には本来のイベントの趣旨である「bar buenos aires vol.19」
アルゼンチンの至高の音楽家カルロス・アギーレが描く音像風景と共鳴する
世界の美しい音楽を集めた選曲会、という美しい音楽が流れてて聴いてると
主宰をされてる一人、吉本さんに声をかけられてたので、話させて頂いたり、
フリーペーパーを頂いたり、同じく主宰の山本さんも紹介して頂いたり。
彼らが出した「bar buenos aires」というコンピレーションアルバムは
CDショップでも何度も見ている。
あ、そうそう。知人である栗本さんもゲストDJやった事もあるんですね。
こうしてまた出会う音楽で繋がれる人達は本当に大事にしたいと
思います。
そうそう、アギーレとキケの2人が帰られる時にこの場に居た人と全員握手
やハグをしていたんだけど、お客さんがなんて心地よいんだろうか。
ここには、自らだけが満足し、他人が嫌がるような行為を
行う人は誰もいなかった。節度にあふれた素敵なお客さん達だった。
そんな素敵な「音楽好き」が集まるイベントだと感心して、その場を
後にしました。
Liveがなくても、またこの「bar buenos aires」というイベントには
顔を出したいな、と思います。
本当に素敵な夜でした。
音楽が本当に好きな人はカルロス・アギーレの一連の作品を是非
聴いてみてください。特に「Crema」の美しさは是非、体験して欲しい。
アルゼンチンのCDって流通が不安定なので、気になったら即Getですよ。
こういう夜を経験するとね、明日からまた頑張れます。
最高すぎて泣けます。
Twitterありがとう。フォロワーさんありがとう。
音楽にはちゃんと「力」があります。
そんな想いをこれからも多くの方と共有できれば嬉しいですね。

Carlos Aguirre Grupo(Crema)
Carlos Aguirre Grupo(Crema) カルロス・アギーレ・グルーポ

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