これがアウェーだ  アジアカップ準々決勝 日本対ヨルダン

アジアカップ準々決勝 日本対ヨルダンは1-1 PK 4-3で日本がなんとか勝ってベスト4に進んだ。
試合内容は正直ふがいないというか、アジアの国は守ってくる相手に如何にどうするのか?という課題に対する答えが全く見えなかったです。もちろん、ヨルダンは今勢いがあり、非常に守りの堅い国なので、楽に抜ける相手ではないが、緩急のつけ方、突破しようとするひらめきと動きは本当にまだまだ足りないのではないだろうか?相変わらず、中盤より前なんとかしなさい、という気がする。
で延長戦でも決着つかずPK。このPK戦は日本代表戦において、歴史に残るんじゃないか、というぐらいの大逆転でした。始めの2人俊輔とサントスが見事に!外して、大ピンチ。クレームつけたら、逆のゴールでPK戦の続きをするというそういうのありなんだ的な途中で場所変更される見た事ないようなPK戦。変わったサイドで、川口君が大活躍し、流れは日本へ。中澤も外したけど、ヨルダンも。結局、ヨルダンは4連続で外して日本の大逆転勝利。
観ていて代表によかったと思うのは、勝っても負けてもこれは本当のアウェーだよ。この経験は絶対に損しないだろうな、と思った事である。精神を削られるようなヒリヒリするような気持と日本の試合で経験しているような守られた中での試合ではない事。これは次につながっていくような気がします。そこは評価してあげたいので、そういう点で今日は勝ったし、OKかな、と。
川口は掌返したように賛辞を受けてますが、元々彼の精神力はすごいものがあるし、いつでもできるように用意していただけである。もちろん、私は彼のプレーが好きなので、今日の大逆転を最後に掴んだ彼の力を観て、やはり彼の力が必要になったんだと改めて思ったし、まわりも認めてくれてほんとに嬉しい。
6月8日に書いた文章ようやくめぐってきたチャンス 川口能活への期待を残しておきます。お時間あれば読んでみてください。
よかったね、チャンスをきっちりとモノにできて。
優勝まであと2勝。絶対に今日みたいに楽に勝てるとは思えない。しかし、アジアカップは冗談抜きに勝たなければならない大会である。それは来年以降におこなわれる予定のインターコンチネンタルカップの代わりに行なわれる大陸・地域の勝者に行なわれるであろうカップ戦(なんだっけ?)への出場権はもとより、来年ドイツなどともカップ戦で戦える貴重な試合への出場権もあるからだ。
・・・最後のゴールには、川口能活がいる。安定してきたDF陣もいる。だからこそ中盤より前の選手はもっと「結果」と「精神」を出さなければいけないのではないだろうか?


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