イベリア半島争奪戦 無敵艦隊沈没 EUROグループA最終結果

大混戦のEURO2004。なんという事だろう、という試合は続いているわけだが、グループAの結果が出た。
ポルトガル対スペイン 1-0 ギリシア対ロシア 1-2
その結果、
ポルトガル 勝ち点 6 1位
ギリシア       4 2位
スペイン       4 脱落
ロシア        3 脱落
となった。ギリシアとスペインは勝ち点同じ、そして直接対決はドロー、なおかつ得失点差も0で同じ、総得点がギリシア4に対し、スペインが2、ここで差がついた。
しかし・・・・・・・・・・
ポルトガルがホスト国の面目躍如、という事か。この試合は別にして、内容はとてもいいとは思えない。ただ、若い世代は着実に伸びてきている。ペセテロ(=フィーゴ)は頑張ってるが。
ギリシアはロシア戦のこの1点がなければ、脱落していたわけだから、結局ここも薄氷だった。しかしながら、チーム的にグループAで一番安定していた。
スペインは監督のサエスがラウルと心中した彼の固執とチーム編成が全て。ラウルは絶対に外さないと豪語している事からも、嫌な予感があったが、柔軟性に欠けているのは明白(ことに今日の試合、ラウルシュートすら打ってないよね?今日君は何をした?)。守備陣に不安があることは、選定からも明らかなのに対し、攻撃こそ最大の防御のはずが結果2点しか取れなかった誤算。最後までスペインらしいサッカーなど見る影も形もなく、優勝できないというスペインらしい「結果」で幕を閉じた。個人的にはサエスこそが今回の首謀者である。バレロンはこの試合も結局使わなかったね。サエスは何がしたかったのか?自信だけはあったようだが。いい人材を死なせたのは貴方だ。
 ロシアはグループリーグ中のチームバランスの変化によって自滅した。こういう大会ではよくあること。
まったくもって結果がわからないが、これこそが均衡した力を持つ欧州勢のサッカーの大会、EUROなんだろう。


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