貫き徹した思いは強く 決勝戦 ポルトガル対ギリシア

ついに来たEURO2004決勝戦 ポルトガル対ギリシアは後半12分コーナーからハリステアスがヘッドで決めて(高い!)決勝ゴールを決め、0-1にてギリシアが勝利。初の国際大会決勝でそのまま栄冠を勝ち取った。
それにしても、強い。そして、素晴らしいサッカー。
試合内容は予想通りの展開だったし、皆さん色々書かれてるので、私は言いませんが、ずーっと書き続けてるように、ギリシアの一貫したサッカーを最後までやり切って、勝つ。実に素晴らしいことです。スターがいないからこそできるサッカー。スターに頼りきりな最近のサッカーに水を注す、そんな痛快で内容のあるチームだと思います。
その思いを注入し、実行させ続けたレーハーゲルの手腕は語り継がれても、全く問題ないでしょう。
これこそ勝者にふさわしい。
伏兵でも奇跡でもなんでもない。予想できないからといってそんな言葉を使用することこそ、自分の「枠」でしか記事をかけないと露呈してますよ、マスコミのみなさん。いいかげんに事実を書いて下さいね。
もう言う事はないです。
そして、ポルトガル。結果的にはギリシアに負けたチームよろしくその壁を突き破ることはできませんでしたね。とても残念な事でしょう。そして、またも黄金世代は優勝できなかったという人もいるでしょう。ただ、彼が残した最後の灯火は私は決して忘れない。ありがとう、マヌエル。そして、彼らが果たせなかった事を果たしていくのは、デコやロナウドといった若い世代へと受け継がれていきます。
そう。選手が引退しても、その思いはどんどん引き継がれていく事でしょう。ワールドカップでは観られなかったポルトガルの意地と誇りがこの大会見ることができた。それだけは嬉しいことでした。
明日からの彼らのクラブチームに戻った時のプレーにどう変化がでるのか、とても楽しみです。
語り尽くしても尽くせないドラマはいよいよこれで幕を閉じます。この大会を通じて、ここにも多くの人が観に来てくれました。ありがとうございました。こんなところからですが、改めて御礼申し上げます。ありがとう。
ギリシア優勝。
この結果は神話ではない。ましてや偽りではない。まぎれもない真実だ。
おめでとう。


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