2016/9/28 南壽あさ子@タワーレコード横浜ビブレのインストア。
本当に久しぶりに見れました。
まずは横浜は港町で海が近いからと「回遊魚の原風景」を。
この曲や「フランネル」は彼女を知ったきっかけであるのでやはりとても思い入れが強い。
2012年の春ぐらいに声を聞いて調べたら曼荼羅でやるというので、コソッと(いや、フラッとか)
見に行ったのを未だに覚えてます。
続けて披露した「八月のモス・グリーン」の後、みなさんも知っているであろう曲で、2013年からこのCMを歌わせて戴いていて、今年はフランス語Ver.で歌っていますが、今回はより耳馴染みのよい日本語で、と積水ハウスのCM曲を披露。30秒ぐらいのCM曲ですが、ライヴで歌われると世界が広がるように聴こえるのも不思議な感覚です。
28日はちょうどニューシングル「flora」の発売日。
カップリングの「このごろ、そのひぐらしで」と共にゲームのアトリエシリーズに使用されており、前者はオープリングテーマ、後者はイベントの重要な場面で流れるイベントリスタートテーマで、どちらも偶然だけどゲームの世界観と一致していて、いい出会いになって嬉しかったとMCでは言ってました。
特に「flora」は昨今のニュースを観て自分達とのギャップに無力感を感じてしまった。歌に祈りを込める事で何か変わるんじゃないか、届くものがあるんじゃないか、と思って創りました。気持ちが後ろ向きになった時、少しでも前に進もうと感じてくれたら嬉しいとの事で歌詞も曲もそんな気持ちがこもった曲になっていますね。
約30分、全5曲のステージでした。
ライヴを聴いていると相変わらず瑞々しく心が洗われていくような歌声ですが、インディーズデビューしてから約4年の活動、特にメジャーデビューを経て紡ぎ出される曲達は様々な出会いによって生じた化学変化が彼女の引き出しをさらに多彩なものにしたのだと感じます。明るい曲調や音数が多くなっているのも、とてもいい変化ですよね。
MCは相変わらずです(笑、いやそこもよいのです。
レコード会社もTOYS FACTORYからヤマハミュージックコミュニケーションズに移籍するなど
周囲の環境は色々と変わっているけれど、彼女の根幹はあまり変わらない感じがするのも
素敵な事だと思ってます。事務所も曼荼羅さんなので、歌やライヴを如何に届けていくのかという
スタンスでやっているのはわかりますしね。大切に大切に曲や言葉を紡いでいるので
そのままずっと変わらず歌い続けて欲しいと願う人です。
サイン会にも参加しましたが、久しぶりすぎましたね。
LIVEMASTERと書いて貰おうと名刺見せたらしっかり本名書いて戴いたので画像はあげません(笑
彼女は現在このシングル「flora」のリリースイベント中なので、是非一度足を運んで生でその歌を聞いてみて下さい。曼荼羅では毎月リクエストライヴを行う予定。12月3日には招待制のライヴもあります。また10月10日までは代官山 北村写真機店にて「flora」写真展も行われているので是非チェックしてみて下さいね。
詳しくは南壽あさ子 オフィシャルホームページまで。
http://www.nasuasaco.com/
過度に飾らない、どちらかというと派手なものを好まない人柄。
それでもしっかりと根を張った美しい花のように、彼女はただまっすぐ、歌を紡いている。
南壽あさ子@タワー横浜ビブレ
1.回遊魚の原風景
2.八月のモス・グリーン
3.積水ハウスのCM曲(日本語ver.)
4.このごろ、そのひぐらしで
5.flora