NAMELESS WORLD(通常盤) コブクロ 小渕健太郎 黒田俊介 ワーナーミュージック・ジャパン 2005-12-21 |
2006年最初に買ったCD(購入したのは初回限定盤のほう)。
7年目にして最大のブレイクと言われたコブクロだが、これを聴くと別にかわった訳でもなんでもないことがよくわかる。
結局のところ、彼らが一番初めに作った「桜」から自分たちのやりたいことがそれほどぶれてないような気がする。「桜」「ここにしか咲かない花」というシングルに代表されるような曲と、路上で培った彼らの音。オープニングSEでも路上にいる自分たちの素直な気持ちを表しているのではないかと感じられる。それは今も変わらない。
デビューなどまだ全然前の天王寺のあの日のあのライヴから変わらない彼らが、やっぱりいる。
全体を通してみれば、想像していたものと同じアルバムである。ある意味、マンネリと言ってもいいかもしれないが、変化は往々して存在する。しかし変わらなくてもいいものや、変わる必要のないものもきっとあるはずだ。
ここ最近の方向を見ていると、彼らがやりたいものが表現できているように思う。それがとてもすばらしいことときっと彼らはわかっている。
*1月に書いたものがそのまま残っていたので、記載しておきます。
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