Wonderful night For Dixie Chicks

Dixie Chicksが5部門ノミネートで5部門すべて受賞。
http://www.grammy.com/GRAMMY_Awards/News/Default.aspx?newsID=2381&newsCategoryID=1
最近では珍しいといってるが、去年のU2も5部門ノミネートで
すべて受賞してるはずだ。WOWOWさん、放送局ならちゃんと過去のデータをすぐに出せるように準備・勉強してください。ありえない。レベル低い。
そんな事はどうでもいいや、レベル低いのはわかってるし(笑
さて、第49回のグラミー賞は彼女たちの夜となった。
元々彼女たちもグラミーの常連ではあった。
しかし、番組中で語られたように2003年のブッシュ批判によって、アメリカ中で不買運動、活動など批判と差別が彼女たちに集中した。特にカントリー系のメディアでは「アメリカ」を象徴する私たちのプレジデントに何を言うのか?という事でずっと冷遇されてきた。時はブッシュ政権が支持されていた世である。
そんな中彼女は自分たちが正しいと思う事を「正直」であり続けた。自分たちが正しいと思う事を言い続けること。
これはなかなか難しい事でもある。
アメリカといえば自由の国でがあるが、一方で弾圧の国でもあることを忘れてはいけない。
そうした中で時が経つにつれて、ブッシュ支持も堕ちていく世。彼女たちのメッセージが徐々に冷遇してきた人達へも届いたのだろう。彼女たちの復活祭となったのである。
私たちが正しかったと声高にいうのではなく、とにかく自分たちの思う事を言い続けてる。私たちは私たち。
まさにアメリカという国民を象徴しているのだと思う。
そして今日のグラミーは今のアメリカを象徴している夜になった。彼女たちにとって素晴らしい夜になった。
ちなみに今回受賞したアルバム「テイキング・ザ・ロング・ウェイ」はすごくいいアルバムなので、ぜひ聞いてみて下さい。

テイキング・ザ・ロング・ウェイ テイキング・ザ・ロング・ウェイ
ディクシー・チックス

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しかし、亡くなった人、ずっと裏方で支えた人、そしてアメリカンドリームをこの日つかんだ人にもちゃんとスポットライトをあてるのは本当にアメリカらしい。
日本と違って、記録・記憶に残っている人に対して「リスペクト」できるのがアメリカのいい部分だろう。
又、賞、に対しての見せ方・演出は日本が100年経っても追い越せないと感じてしまう。
スーパーボウル、グラミー、NBAオールスター、アカデミーとこの2月は世界中にとっても素晴らしい月なのだ。
2月はまさにアメリカを象徴する月でもある。
素晴らしきエンタテインメントショーの国アメリカ。
別にアメリカが大好きなわけでもないのだが、この月だけは
本当に見逃せないものばかりだ。
次はアカデミー。
硫黄島が念願なるか。これもまた楽しみの一つである。


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