TOSHI KUBOTAソウルトレイン出演決定。

久保田利伸“全米制覇”足掛かり 米国民的音楽番組24年ぶり日本人出演
タイトル大げさすぎ。
しかし、ソウルトレインにTOSHI KUBOTAが出演します。これはニュースです。
もう30年続く、日本人でもタイトルぐらいは知っている長寿番組。
別に全米制覇とかそういうのは思ってないでしょうが、ドン・コーネリアスに気に入られるっていうのもすごいですね。しかも、声で気に入らせてるんだから。
元々、ブラックミュージック系のアメリカのFMでは結構流れていた事もあり、マスコミのTOSHIフリークは実は存在していたわけです(小さいレベルですが)
又、1stアルバムから、いわゆる金使ってアメリカデビューしましたーなんて、「話題つくり」の日本人アーティストが多い中、彼のデビューは実力を認めさせて作ってましたから(その分、2ND・3RDリリースは苦労してますけど)、そういう部分でもすごいんじゃないかと思います。
加えて、彼のプロデュース能力のすごさはミュージシャン選びから昔から発揮されてます(アンジー・ストーン,ルーツ,ラファエル・サディーク,トラックマスターズなど新人・中堅関係なく凄腕を売れる前から注目している点。今回のアルバムも実力ある人たちばかりです)。
1枚目は確かに心にヒットした人間はいたけれども、カテゴリーのはっきりしたアメリカのラジオ局ではどこにカテゴライズしていいのかわからなかったようであるし、セカンドも同じである(ロンドンでもよくかかってたとライナーノーツにも書いてありますし、この話実際に聞いたこともあります)。
そして、3枚目で、こういう番組に出られるようになった、というのはとてもうれしいことです。
是非、見てみたいですね。これで日本人も「ソウル」があることを知ってほしい。
さて、3枚目の感想はまた書くとして、もちろん発売日に購入してます。
簡単にいうと、日本ではブラックフリークは受け入れるだろうけど、チャート好きな人とかブラックが好き出ない人では受け入れにくいだろうな、って感じです。
でも、そんなもんはどうでもいいんじゃないでしょうか?
日本のマーケットとかそういう意識はないです。いいものを作ろう、その一点。1枚目からそうですけど、彼はものすごく綿密に真摯に音楽をする人です(もっといえば、昔から)ので、それがわかるだけでOKです。
2枚目が好き(いや、ラファエル・サディーク好きとしてははずせない)ですが、今作のようなスローテンポ主体の都会っぽさは彼の実力(歌唱力)を際立たせてます。何度も聞けるアルバムです。
とにかく、彼の音楽には「志」がある。
そうそう一聴して思ったことなのですが、
ちょうど、同じ時期に出た、UTADAさんとはま逆です。
彼女は日本をまず第一に考えて(でないと1ヶ月先行なんて馬鹿げたことしない。まぁ、話題つくり)そしてアメリカに行こう(受け入れてもらおう)とちょっと色々と努力している感じの音楽。
彼は「アメリカ」がもうそのまま体に染み付いている音楽。
どっちが好きか。もちろん、後者です。

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