Utada 「EXODUS」


EXODUS
宇多田ヒカルの全米デビュー盤。
宇多田ヒカルさんの今までのものがすきでそういうのをイメージして買うのは避けましょう。そういうのではありません。完璧にアメリカの今の音。まぁ、洋楽って感じですね。
いや、わかりやすいです。狙ってやろう的な雰囲気が。
ラジオフレンドリーな曲もあるし、オリエンテッドな雰囲気のヴィジュアル写真を使って、少し古めに見せるスチール。 そして、PVを見ましたがおそらく全米で彼女を見ると子供に見えてしまうから、大人なメイクを施す、と。今日のMステとか見ても、ナチュラルなメイクだけど、向こうに行くとおそらく違うような気がします。それってどうなんでしょうね。
ラジオでかからないとチャートあがらないシステムですしね。だから、こういう風にジャンルとして区別しやすいアルバムを創る事は、とてもアメリカ的なので、否定はしませんけどね。
あと、発音はわかりやすいので、英語苦手な人でもわかるんじゃないですかね。まぁ変な訛とかなくて、日本人が英語をぺらぺらしゃべる感じの英語だと思うので。
アメリカに迎合してるような雰囲気もしないでもないです。まぁ、アメリカでリリースする、だからかもしれませんが。
そこがもったいない感じがしてなりません。あくまでファースト・インプレッションです。なんか、聞く前に萎えちゃったんですよね。そういう先入観がどんどん浮かんでくるんで。逆に言うと、それは彼女にとって損じゃないでしょうか?
まぁ、否定的なものばかり並べても仕方ないので、ポジティブに。
音はある種、自由にやってる感はあります(ちょっとばらばらな感も)。そういう意味でアメリカというフィールドを狙いつつも、好きなこともやってるんだろう(というか彼女の性格的にそうじゃないとやってられないと思います)。あと、歌詩が英語な分、言うこともストレートだし、へぇ~って感じでなかなか面白いですね。個人的には訳詞入ってますが、英語でお楽しみ下さい、って感じです。
前半で書いてるからといって、別に嫌いではないですね。まぁ、引き出しひとつあけたと思えばね。のめり込む感じではなく、普通にPOPS的なアルバムとして流れてますが。


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