職業病・・・・・

まぁ。
あんまり仕事の事は書きたくはないんだけど、
レコーディングをしてると耳が敏感になるんですね。
当たり前ですが。
で、普段i-podとかに入れてる音源ってのは移動用という事も
考慮して MP3の320Kなんですね。 これは移動でぼけっと聴いてる分にはまだ我慢できる
というか、 i-tunesなんかで売られている音源なんかよりはるかに音的によいので、
移動してる時に聴くという事で「割り切って」いれているのです。
(Jazz,クラシカルなものはロスレスですが)
ですが、これがレコーディングしてると我慢できない(笑
いや、デモ音源とかラフなものは全然いいんです、
そういうものだから。
でもさ、売ってるCDとかの音源はさ、CD-DAはリニアPCMとして普通44.1kHz,16bitで、うろ覚えですまんが確か1411kなわけですよ。
全然ダイナミックレンジが違う。
本来CDの中で鳴っているだろう音の響きが「来ない」
そうすると残念だ、と思ってしまうわけです。
つか聞けない。
・・・職業病ですね。
まぁ、CDでも本当の音は聞こえてないのですが、そんな事行ったらキリがない。
ちなみによく雑誌でいいヘッドホンを使ってよい音を、
なんてやってますけど
大嘘ですから。
いいヘッドホンはその性能でよく聞こえたり、聞こえなかった音が
聞こえたりしますが、「いい音」ではないんです。
これを勘違いしている人が多い。
その元の音がMP3の128Kとかであればいい音で聴いてるんじゃなくて「よく聞こえる」だけです。
そもそも、そんなサンプリングレートでよい音なはずがないです(苦笑)
言葉のまやかしに是非騙されないで下さい。
それでも、ヘッドホンの性能で聞こえにくかった音が聞こえるわけですからユーザーにとって
満足度は高いと想います。
でも、言いたい。それはよく聞こえるだけでいい音ではないですから。
配信時代にあって、そういうよくない音がスタンダードになってしまうのは制作者としてはやっぱり悲しいですけどね。
(まぁ、それを聴いて楽しくなったりいいな、と思えればそれでいいんですけどね。本来マニアのように音にこだわるのではなくて音楽自体を楽しく聞いてくれたら、と想いますけど。作ってるほうは色々こだわってますけどね(笑)
音楽って料理に似てると想いますよ。
素材とか調理法とか。
そんなこんなで今日も朝かな・・・


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