ゴスペラーズ 「G10」


G10
今週楽しみにしていたゴスペラーズの10周年ベスト盤。
ちなみにG5というのもあった(ツアーで)。なんで楽しみだったのかというとミモザというニューシングルが結構つぼにはまって、買おうと思っていたのだが、ベストでるし収録されるのがわかってたから、あえて買わなかったんですね、という理由なのですが(ミモザのコーラスワークは小田和正さんを彷彿とさせます)。
しかし、聴いてみて改めて思ったんですが、この人たちはいい歌歌いますね、ほんと。売れてない時代から結構聴いていたのですが、売れてない時代にいい意味で吹っ切れたというか、結局、自分達がしたいように貫き通す事が今ある結果につながったのだろうし、decade(10年)という区切りも迎えられたのだと感じます。
彼らはアカペラグループとしての認知が高いけれど、シングルとしてはじめて発売したのが、「永遠に」のあとだし、アルバムを創ったのもそのあと。そして、その印象を払拭するかのように、ダンサブルなナンバーをシングルに、といろんな振り幅で活動できるのは、やはり、自力に勝るものはなし、という感じです。
歌が上手いんだぞ、と鼓舞するのではなく(そういう人は結構最悪です)極自然にそれが出来る。
それがゴスペラーズの真骨頂なんじゃないかと思います。
時系列的に並べられた曲たちがディスク2枚に分かれてますので、普通に聴くと彼らが行ってきた活動がさくっとわかります。又、ファンが選んだ楽曲たちは非常にマニアックで、シングルのカップリングが多いんです。これもベストとしてはちょっと異例。
でも、単純にどの楽曲もファンに愛されているだな、という証です。あまり聴かなかった人も一度聞いてみてはいかがでしょう。


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