内なる闘志を胸に秘め 柔道女子70㎏級上野雅恵

日本のお家芸といわれた、柔道。
近年はフランス・グルジア(旧ソ連といってもいい)などに押され、特に、中量級では見る影もなくなっている感のあった柔道。それがどうだろう。アテネオリンピックでは、みんながみんな結果(色に関係なくメダル)を出していますね。シドニー超えをはたしてます。
そして今日もやりました。女子70kg級の上野選手が金メダルをとりました。男子の泉選手も惜しかったのですが、銀メダルでした。しかし、自分の出した技を思いっきりかえされてしまった為に、これは仕方ないでしょう。
彼女は昨日の谷本選手のように明るさを前面に押し出す、というよりもはにかみやで、まぁ、地味な選手です。しかし、彼女は世界選手権2連覇中の王者なんですよ(笑)。
正直、身長が低いしどっしりしているので重心も低いな、という感じで思ってましたが、決勝のボスとの身長差っていくらあるんだぐらいありました。ちょっとドキドキしながら見てましたが、心がぶれてないというか、すごくいい柔道を魅せてくれました。準決勝の方がドキドキしましたけどね(いや、勝つかどうかわかんないと思ったのはこちらのほうでしたから。残り30秒まで同点でしたからね)。
彼女の日々絶え間ない、また寝技など黙々と淡々と努力した結果が近年の彼女の成績なんだと思います。
勝った瞬間はすごく喜んでましたが、コーチと抱き合ったあとは、彼女素に戻ってましたね。それより、コーチのほうが喜びまくってた(笑
柔道も日本に戻ってきたのかもしれません。
おめでとう!


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