NBA オールスターに。

NBAオールスターの結果が発表された。次の通り。
WEST
ガード:
トレイシー・マグレイディー(ロケッツ) 199万3687票
コービー・ブライアント(レイカーズ) 181万5952票 
フォーワード:
ケビン・ガーネット(ティンバーウルブズ) 208万7200票 
ティム・ダンカン(スパーズ) 181万2522票
センター:
ヤオ・ミン(ロケッツ)255万8278票
EAST
ガード:
レブロン・ジェームス(キャバリアーズ)166万1204票
アレン・アイバーソン(76ers)159万400票 
フォワード:
ヴィンス・カーター(ネッツ)180万3529票 
グラント・ヒル(マジック)149万7489票 
センター:
シャキール・オニール(ヒート)248万8089票
まぁ、もちろん実力は当たり前にあるわけですが、人気投票ですから。
現在のMVP候補最有力候補のスティーヴ・ナッシュは入らないわけです(ガード3位)
ここで特筆すべき点がふたつ。
一つ目はヤオ・ミンが「あの」マイケル・ジョーダンの最多得票245万1136票を超え、史上最多得票数で出場が決まったことである。(シャックもそういう意味ではジョーダンの得票数を超えているのだが)
そんなに人気があるというのは、日本ではおそらく報じられてないだろうし、中国系の人の得票数が多いのかどうかよく知りません。又、ジョーダンを上回ったのが二人いるということで、どういう投票形態だったのかを知りたいな、と感じます。知ってる人いたら教えてね。
そしてもう一つ。
グラント・ヒルの選出である。ついに、この男が復活してきた。今現在勝率5割以上にマジックがいられるのは、ひとえに彼の存在が大きいからである。ちなみに昨シーズンは21勝61敗(苦笑。
このままいけば、プレイオフにもでれるかもしれない。
グラント・ヒル。
1994年に入団して1年目に咲いた得票数でオールスターに出場。その年の新人王にも輝いた。日本でもジョーダンを越えた、などというCMが散々流れたので覚えている人もいるかもしれない。
その優等生ぶりから、子供たちの人気も抜群で、将来はヒルみたいになりたい、という声もあった。
事実、NBAを代表するスターの一人であった。
しかし
度重なる足首の怪我(復帰してすぐに故障の悪循環。その真面目さからオーバーワークがたたった)そして手術後の感染症にかかってしまい、死の渕に立たされた彼。
その彼が今年のマジックを支えている(もちろんフランシスなど、メンバーもいい感じではある)。
あれから、4年の月日が流れた。
その4年はとてつもなく、長かっただろう。
並の選手であれば、もうとっくにギブアップしてリタイヤしているだろう。
それは彼にはできなかった。いや、しなかった。だからこそ、彼は今もここにいる。
今年のオールスター。
彼のプレーをオールスターという華やかな「お祭り」で見られる事はなによりも嬉しい。


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