バルセロナの公式HPおよび各ニュースによると、ルイス・エンリケが引退することが発表されました。
お疲れ様でした。そして、ありがとう。
まったくニュースも聞こえてこなかったので、やっぱりというか、なんというか、なのですが、最後に袖を通したユニフォームがバルサでよかったと思ってます。
その昔、あなたがレアル・マドリードから移籍してくる、というニュースには正直びっくりしました。
普通、それはありえないでしょう？実際になぜ移籍してきたのか理由は私は知らないです。（フィーゴのように、自分はバルサの一員で絶対に離れないとまでいっておきながら、数日後にさらっと「お金のために」マドリーに移籍するようなそんな「裏切り者」でない事はわかります。なぜならば、クラシコでのあなたの闘志あふれるそのプレーをみんな知っているからです。
話飛びますが、なぜ、フィーゴが裏切り者と呼ばれるのか、バルセロナの人たちがこいつを「永久に」許さないのかは、そういう理由なのです。移籍金をあげるために、コメントを残しておきながら、なによりも「誇り」を重んじるカタルーニャの人たちを文字通り「裏切った」。人間とは思えない行動を取った大ばか者です。今季限りで契約更新されないみたいですが、おそらく彼は現役を終えた後でも、バルセロナから許されることはないでしょう）
飛びました。
当たり前のように、周囲は黙っていなかった。
だけど、あなたはその性格・自身のプレーをもって、外野をシャットアウトさせた。
あなたのいかんなる時でも全力を持って闘う姿勢は多くの選手も影響されたし、されなければならないと思う。その姿勢は、あなたがFCバルセロナの魂、象徴だといわれるようになった。誰もとっくに元メレンゲの選手だという事など忘れてしまっていましたね。それぐらいあなたの熱いプレーは廻りにも伝わっていました。
当たり前です。あなたのその全力で走り回るその姿はまさに魂そのものでした。そして、あなたのキャプテンマークの腕章は、誇らしげに輝いて「闘将」と呼ぶにふさわしい存在であり続けてくれました。
さらに、ゴールを決めたときの笑顔はまさにいつまでもボールを追いかけている無垢なサッカー少年のようでした。
そう、あなたは純粋であり続けた。
だから、人はあなたのその姿に胸を打たれた。
だから、あなたはバルセロニスタから愛された。
FCバルセロナの本当の「魂」でした。
ありがとう。
私には、この言葉しか思いつきません。
もう一度あなたの姿をピッチ上で見たかった。だけど、あなたの決めた事はたぶん、みんな受け入れるでしょう。すごく残念ですが。
ありがとう。
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