全仏オープン(テニス) ガウディオが大逆転での栄冠

ローランギャロスで行われるクレーコートの最高峰であり、4大大会に数えられる全仏オープン 男子決勝 コリア対ガウディオは ガウディオが0-6、3-6、6-4、6-1、8-6でセットカウント2-3で大逆転勝ち、アルゼンチン勢対決を制し、四大大会初優勝を飾った。
なんていうかですね、観てましたが、2セット終了後はもう3セットストレートでコリアが勝つんじゃないかと、大半の人が思うぐらい一方的な流れだったわけです。元々コリアはクレーでは強い選手で今回も優勝候補の一人でしたから。
ところが、3セット目のウェーブの応援と第4セットにコリアが痙攣?を起こして、コートで動けなくなってしまってから、全く流れが変わってしまいました。
男子の試合は本当に長丁場なので、しばしばこういう事が起こりえますが、決勝でこういうシーンを見るのは、ちょっと忍びない気もしました。まぁこれもテニスなんですが。
ただ、コリアもあきらめずに4セット目を捨て、最終セットの動きは調子を取り戻したかのような、しかし限界を超えても気力で戦っているかのような、彼にとって「死闘」とも言うべきものだったように思います。本当におしかった。しかし、一度崩れた歯車は二度と戻る事はなく最後の最後でカップには届かなかった・・・
アガシは初戦でよくわからん相手に破れるし、今の男子テニス界では絶対的な実力と圧倒的なスターがいないのが現状。(裏を返せばTOPカテゴリー50位以内にいる選手は誰もがTOP10には入れる可能性をもっている。ガウディオは44位。まぁ、この状態はずっとなんだが。)
クレーコートと芝のコートでは全然違うので、じゃあ次のウインブルドンでガウディオが活躍するのかは、正直疑問です。ただ、彼がどれだけ追い詰められようが、決して諦める事なく、ボールを追い続けた結果であることは疑いない事実です。それってものすごく当たり前に基本ですが、大事なことなんだ、という風に感じます。
しかし、今回女子決勝はロシア対決で、男子はアルゼンチン対決。これも珍しい気がする。
頑張れ、日本人選手。


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