ミュージックバトンの私的考察

ミュージックバトンがmikiやブログではやってますよね。
まぁ、単純に回ってきたら答えてあげてもいいけど、友達いないんで回ってきません(笑
っていうかですね。
冷静に考えてみるとWhy?な質問しかない訳ですよ。
●PCに入っている音楽ファイルの容量
この質問は超きな臭いね。
要は、これ誰が得するんだろうと考えた時に今年にも実施されるだろうアップルミュージックストアやマイクロソフトを初めとしたミュージックダウンロードをしている所やMP3プレイヤーをはじめとしたポータブルHDDプレイヤーを作っているソニーなどのメーカーが、今現在ユーザーがPCでどれだけ音楽を楽しんでいるのか、又、HDDプレイヤー等に入れる際にPCを通してどのぐらいの使用頻度があるのか、等といったユーザーの確認や潜在的な人への取り込みや発掘を行うマーケティングに使ってるのかとしか思えない質問ですね。
●今、聴いている曲
聴いてない人もいるだろう(それはそれでOKのはず)し、
数が多いと単に何が今流行ってるのか(その曲が多いと必然的に流行の対象になりえる)がわかるし、流行ってなくても懐かしいものであっても、そこにニーズが存在しているものを探しだせるなどマーケティングの一貫として考えられる。年代によっても嗜好性の変化がわかるかもしれませんね。
●最後に買ったCD
ものすごく直球のマーケティングですね。
●よく聴く、又は特別な思い入れのある5曲
これも上記の理由と思い入れのなるジャンルや指標を考えて、たとえばコンピレーションを作ったり出来かねない。また、ネットなんてそれでまとめたページを作れば事足りるわけです。
要は嗜好を知りたいわけで、マーケティングなんでしょうと結びつく。
で、最後にこれを5人にまわす、ということですから、初歩的なチェーンメールですね。これがねずみ講のように広がっていくわけ(といってもリスクはない)ですから、マーケティングに使用する手としては最適な訳です。
しかも、特に特定の人へアンケートを獲るのではなく、全方向発生的に意見が広がって増殖していくという点で有効であり、あとは少し手間はかかりますが抽出作業すればとてもおおきな資料になるわけです。みんな生の声だし最高の資料なわけです。
こう考えると、私的には音楽関係者がはじめたというよりも、ミュージックダウンロードやHDDプレイヤーなど音楽を扱う周辺的なメーカーの関係者やそういう部署から始まったのではないか、と推測してしまいます。
まぁ、色んな意見をみるのはとても興味深いのですが、
正直言ってちょっと・・・な感じもしています。
これだけ広がったわけですから、当初の目的がどうなのかは知りませんが、はじめた人はとても優秀なマーケィングディレクターという事になりますね。
面白いっちゃ面白いのですが、使われ方や視点の見方でとても変わる「バトン」だと思います。
似たような考察を書いておられる方は何人かいらっしゃいますが、またちょっとみなさんとも意見が違うのであえて残しておきます。


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