フェスティバル・エクスプレス

昨日、カナダ大使館というちょっと変わった趣向での試写会に行ってきました。
1970年。私の生まれる前に、ジャニス・ジョプリン、ザ・バンド、グレイトフル・デッド・・・あの当時を代表する最高のミュージシャンたちを乗せた列車がカナダを横断する旅に出ました。その列車の名前はフェスティバル・エクスプレス。この存在は私はそういうものがあった、というのは知ってましたが、初めて見ました。
この当時の雰囲気を知るにはいいドキュメントです。うん、映画というよりもドキュメント。 確か、原題にもあったと思いますが、膨大な映像からパフォーマンスを中心に構成されてます。又、アメリカのトラディショナルも劇中で聞こえてきます。
ザ・バンドの「The Weight」も久々にいいなぁ、と思って聴いたんですが、この中のジャニスはなんか悲しいぐらいにいいんですね。
というか、見てて、悲しくなってきたんですよ、実は。
彼女がこの世を去るのは、この数ヶ月後・・・。いわば、晩年のステージがここで見れます。突然の死だから、そんなことは微塵も感じさせません。そこには輝くジャニスがいるのみです。
ただ、歴史を知ってしまっている私にとって、とても、無念で残念で・・・。 そういう意味で、貴重な映像がこうして日の目を見たことをとても嬉しく思います。
そして、ジェリー・ガルシア・・・グレイトフル・デッドって「アメリカに愛されたバンド」だな、と見てて改めてそう思いました。
このドキュメントは7月29日にポニー・キャニオンから発売されます。映画には入ってない、特典映像が90分(本編とおんなじ長さ)ありますので、かなりお得です。
既出の3組は特にフィーチャリングされてますので、その手の音楽が好きな人はおさえといた方がいいと思いますよ。
是非。

B0009NW59M フェスティバル・エクスプレス
ドキュメンタリー映画

ポニーキャニオン 2005-07-29
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