L’Are~en~Ciel「Link/Promised Land 2005」

実に爽快。
正直言って全然残らない曲だったし、同じ映画「鋼の錬金術師」のテーマに使用される「LOST HEAVEN」の方がいいなと、思っていた。
しかしながら、その爽快感が何度も聞ける。
何度聞いてもすっと入ってくる「この妙」は逆にすばらしいと思う。
基本は王道の「The Pops」といってもいいかもしれない。
しかし、そういうものにこそ「差」が生じるのではないだろうか。
ラルクだからこそ出せる「色」がこの曲にはある。
ニューアルバム「AWAKE」には、きっとマーケティング的なものも含めて収録しなかったのだろうが(彼らはそういう事をよくする)、それは正解だったと思う。
歌詞は、もう鋼の錬金術師を読んだ(見た)事のある人なら、間違いなくエドワード・エルリックとアルフォンスの兄弟のことを歌っていると分かるだろう(実際、映画公開の何ヶ月も前からテーマを担当することが告知されていたのだから)。しかし、置き換えてみれば、それだけではないことにも気づく。歌詞の「変化」も重要なポイントである。
で、もう一方の「Promised Land 2005」は実に微妙だ。
今回のプロデュース担当はtetsuなのだが、あえてこの曲を選んだ理由が、「唄いたかったから」なのだそうだ。しかし、このアレンジをP’UNK~EN~CIELで演奏することにあまり意味を感じなかった。変化を求めすぎるのかもしれない。まぁ、当人たちは意味とか変化とかそんなのどうでもいいと思ってると思うが。

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