木村カエラのシングルがかなりいい。
表題曲の「Sonwdome」は一聴しても普通にポップロックとは一線を画して聞こえるの
が特徴だが、この曲ビートクルセイダーズとのコラボレーションでできている(演奏も)。
彼らが普通やらないことを木村カエラというフィルターを通すことでまた違った化学反応が
起きている。それを面白いものと捉えてある種俯瞰して消化している木村カエラの「さじ加減」
が益々好感してしまう。それはさながらモデル時代のように変幻自在。
元モデルという経歴はまったく忘れてしまうほど、アーティスト木村カエラはやりたいように
やっている。ただのJ-POPという類のものではない。
歌詞もちゃんと読んでみると非常に感慨深い詩でもある。
カップリングはイギリスのバンドによる制作で英詞。これがまた彼女にぴったりのリズム。
彼女自身やスタッフワークに絶妙感すら漂うシングルでアルバムが益々楽しみだ。
Snowdome(初回限定盤)(DVD付) 木村カエラ Jez Ashurst コロムビアミュージックエンタテインメント 2007-01-17 |
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