皇帝とは違う「強さ」 バレンティーノ・ロッシ

MOTO GPもいよいよ終盤戦。
バレンティーノ・ロッシがポルトガルGPで今季6勝目、ポルトガルGP4連覇をあげ、2位ジベルナウとの差を広げた。まだまだわからないものの、圧倒的な強さを持って、ランキング1位に君臨している。
初参戦が96年125cc クラス9位、97年同チャンピオン、翌年250cc2位、1999年同クラスチャンピオン、2000年 500cc 2位、2001年500ccチャンピオン(全カテゴリー制覇は史上2人目)、そして最高峰がMOTOGPとなって、2002年、2003年 チャンピオン。現在最高峰クラス3連覇。今年を含めて、実に8年。ランキング2位以下になったことがない、という圧倒的な強さが彼にはあります。そして、この4カテゴリーでチャンピオンになった人物は彼ただ一人。
まぁ、経歴など改めて語るとして、今季はホンダからヤマハにチームを変えて、この結果である。
しかも、ホンダのアドバンテージも大きいのだ。
それは何を意味するか。
彼、バレンティーノ・ロッシ自身こそが強いのだ、という事実である。
メーカーが違っても勝てる。それは恐ろしい事実うに他ならない(ちなみにこのケースは史上3人存在する。が、4連覇などというケースはもちろんない)。
F1のシューマッハー(以下、顎)とはまったく意味が違うのである。まぁ顎は顎で結果という意味で、誰も到達できないような位置にいる。
しかし、私自身今のF1に何の面白みも感じないし、80年代の強いライバルとのしのぎを削って「バトル」が繰り広げられた時代と比較しても、退屈で仕方がない(佐藤琢磨のおかげである部分ではずいぶんと楽しんではいるが)。今の彼にチームを変えてまで走る意味はないだろう。非常にゲルマン的である。一方、ロッシはとてもイタリア的だといえる。
まだ、25・26歳。ジョン・サーティースのように2輪と4輪でチャンピオンになれる可能性を持った、恐ろしいライダーなのかもしれない。それとも、「伝説の」アゴスティーニ(通算8度チャンピオン、68勝の記録保持者。ロッシは3度・39勝)をも上回るのか。
日本GP開催まで後5日。


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