最近、「何かおすすめの音楽ありますか?」、「JAZZやクラシック、洋楽を聴いて
みたいんだけど、何から聴いたらいいのかわからない」なんていう質問をされる事
があります。
音楽を普段聴かない人、今まで猛烈に突っ走ってきてようやく音楽を聴く時間が取
れるようになった、興味あるんだけど…という人に多い質問なんですね。
これも20代~60代の世代の方と話す機会が多くなったせいでもあるのです。でも、
学校だけじゃなくて、意外によく聴かれる質問なんです。
個人的には、なんでも聴いてみりゃいいじゃん、当たりも外れも全部自分の血となり
肉となるのだから遠回りじゃないよ、それが価値観を形成するんですよ、と思うので
すが、なかなかそうもいかないものです。
私だって分野が変わればそう思うものなんてたくさんあるでしょうし、そんな質問
があるのもよくわかります。そこでなんとなくリストを作ってる最中ふと思ったんです。
あ、そうか。
誰が聞いても損をしないだろうお勧めの100枚を選んでみよう、と。
という訳で、master’s choice 100 なるものをはじめます。
邦楽と洋楽、100枚ずつ。便宜上、JAZZやクラシックは洋楽に入れます。基本的には
永遠に語り継がれるだろうアルバムが多く選ばれるのは間違いありませんし、同じ
アーティストで複数枚選ばれる事もあるでしょう。
自分が今まで聴いてきて人にお勧めできるものなんて、多くの人が選んでいるに
違いないのですから。でも全部被るひとなんていないでしょう。今から選ぶ人も
いるでしょう。そんな人達にとって何か感じる事ができるものになれないいなと思います。
リストを作ったとはいえ完全なるリストを作ったわけではありません。だって、きっと
今から名盤だと思うものもあるはずだからです。これを進めていくうちに自分の中で
発見があるかもしれませんしね。本当の意味で完成するはずのないリストなんです。
それでも、自分の内側にある「音楽の遍歴」「価値観の創造」「想い」。
そんなものを再確認してみようと思った次第です。
基本的には不定期ですが(笑、とりあえずはじめてしまえ、な感じですね。
読む人がいるのか甚だ疑問ですが、自分の中でどうなるのか楽しみです。
そんな思いつきで、master’s choice 100 はじめます。
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