バルサがバルサたる所以 チャンピオンズリーグ対ACミラン

いや、面白い試合だった。
欧州チャンピオンズリーグ グループリーグ
FCバルセロナ対ACミランは ホームカンプ・ノウで2-1
バルセロナが勝利した。
華麗なパス回しから、狭いところにパスを通そうと放ってくるバルサ。
それに対して、カフー・マルディーニ・ネスタなど、世界最高とDF陣を擁しているミラン。
両チームの特色が見事に出た試合であった。
シュート数26本対6本、ポール支配率63%対37%。
しかし、スコアは2-1。
ミランはガットゥーゾが汗をかき、ことごとくつぶす(非常にいい選手ですな)。安定した守りから縦パス1本でシェバ(シェフチェンコ)が決め、先制。その後、守りに守るが、シャビからの高速パスにエトーが合わせて同点。
解説でも言っていたけれども、エトーは全盛期のロナウドを思い起こさせるぐらい、切れてます。(もうバルサ時代のロナウドは今のレアル・マドリーでは絶対に観ることはできないでしょうが。)
そして、試合終了後に、ロナウジーニョの個人技から逆転。
この2点はミランの守備陣がどうということではなく、止めるのが困難です。
スーパープレイです!
断言しましょう。
ロナウジーニョ、現在世界最高のサッカー選手です。
そして、対極にあるカカはその存在感を魅せられずにいましたね。
そこも今回の分かれ目かもしれません。あまりにもミランは守備的でした。
(インサーギなども欠くとはいえ)アンチェロッティがドロー狙いだったとしたら、残念でしたね。
しかし、これで前試合の雪辱は晴らしつつ、両チームのグループリーグ突破は確実でしょう。この続きは決勝戦で、あの屈辱の4-0でバルサが負けた93-94?の決勝戦の雪辱を!して欲しいものです。
バルサは91-92以来のビックイヤーを掲げられるか。
今日の試合はバルセロナがバルセロナたるに相応しい試合ではなかったでしょうか。パスにしても、プレーにしてもバルセロナ的だったように思います。
細かい所を挙げるとキリがないですが、とにかく勝った事、
そして、9万を越えるバルセロニスタが全員で歌い、手をたたくシーンがちゃんと放映されていた事を微笑ましくもあります・・・。
世界最高峰の試合がチャンピオンズリーグには存在します。


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